介護ウェーブに230人
岡山県社保協は10月31日、 「第16回総会& 介護ウェーブ」を 岡山市内で開催し、介護労働者ら230人が参加しました。
総会の部では、この1年間、 後期高齢者医療制度の廃止、国保の改善、ホームレス支援活動などに取り組んだことが報告され、 09年度は新政権のもとで引き続き、 社会保障の充実にむけたとりくみに全力をあげることが報告されました。
その後、介護ウェーブに入り、二宮厚美神戸大学教授が「鳩山新政権の下の日本と社会保障」 と題して記念講演を行いました。二宮氏は、「鳩山新政権は従来のように『打倒対象内閣』 でなく、国民にとっては『協力可能な内閣』 ではあるが、上半身と下半身のねじれをもった内閣である点をみながら、国民のために役に立つ政策はどんどん実行させなければならない。 それも来年夏の参議院選挙までが勝負だ。後ろから、横から、前から運動を強めていこう」と話しました。参加者からは 「鳩山政権のもつ二面性が、 民主党誕生の歴史から解き明かされてよく理解できた。 後期高齢者医療制度を即時に廃止させる運動など私たちのとりくみをいささかも弱めてはならない、 と改めて強く感じた。」と感想を寄せていました。この後、参加者は会場から岡山駅前までデモ行進し、医療や介護の充実を訴えました。