NPO(特定非営利活動法人) 朝日訴訟の会


朝日訴訟の会とは


今日から資料整理はじまる

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「朝日訴訟の会」のために何かお役に立てることはありません か、と国立 南岡山病院(朝日茂さんが入院していた病院) 看護学校出身のお二人が、ボランティアをかってでてくださいました。早速、今日(9/12)から資料整理にかかってくれました。 12箱のダンボールに入った資料一つひとつに整理番号をふり、パソコンに入力し、 さらにデジカメで撮影するという気の遠くなるような作業です。まとまったものからホームページにアップして、 どなたでもご覧になれるようにしたいと考えています。写真は作業中のお二人です。朝日さんが使っていた飯ごうや鍋などを手に取りながら、 「きゃー、朝日さんが使っていたんだー」と感激の声を上げながら根気よく作業を続けていました。作業量が膨大なため、 かなり長期の作業になりますが、将来、朝日訴訟の研究や生存権保障の運動のために少しでも役立ててもらえるならと、熱意を燃やしていました。

川谷宗夫
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◆朝日訴訟機関紙「人間裁判」のマイクロフィルム版が発行

朝日茂さんなどが創設した日本患者同盟の史資料の調査・研究が学校法人日本社会事業大学社会事業研究所によって行われたが、現在、その史資料のマイクロフィルム化が柏書房によって行われている。2017年9月まで4期にわたって発刊されるが、そのうち第Ⅰ期分に日本患者同盟の機関紙に加え朝日訴訟中央対策委員会の機関紙「人間裁判」(第1号~第215号)など朝日訴訟の全資料が収録される。
  市民が閲覧できるようにするため、各都道府県の中央図書館や主要大学などに購入を働きかけることが求められている。
[全4期の配本計画]
第Ⅰ期 日患同盟機関紙と朝日訴訟関係=2015年2月刊行
第Ⅱ期 患者組繊と日患結成・運動の展開(40年代後半~60年代)=2015年9月刊行予定
第Ⅲ期 患者運動発展と当事者組繊の拡大(70年代以降)=2016年9月刊行予定
第Ⅳ期 全国各地の活動・取り組みと『健康会議』=2017年9月刊行予定
(予価)各期共本体300万円+税
[第Ⅰ期刊行の構成内容]
<日患機関紙>①『日患情報』(第1号~第199号/1948年~54年)、②『療養新聞』(第200号~第1260号/54年~80年)、③『健康新聞』(第1261号~第1962号/80年~2005年)
<朝日訴訟関係>①朝日訴訟裁判経過・記録(行政不服審査請求関係資料、一審から最高裁までの準備書面、証拠書類、証人の証言記録、判決文、弁護団関係資料)、②訴訟運動=中央対策委員会の活動関係、現地対策委員会・支援団体関係(1954年~1967年)、③中央対策委員会の受信文書・発信文書、④中央対策委員会機関紙『人間裁判』第1号~第215号(1961年~1968年)、⑤訴訟関係の各種参考・刊行物。

朝日健二
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