第8回総会を開催!
2月10日、朝日訴訟の会は第8回総会を岡山県立図書館で開催し、朝日健二さんをはじめ、会員ら70人が参加しました。
今年は朝日茂氏の50回忌であるとともに生誕100年の節目の年にあたり、6年前にはじめたダンボール箱12個分の資料整理にほぼ目処がついたことから、資料整理の中心となってきた岩間一雄会長が「資料整理を終えて」と題して記念講演を行ないました。
岩間会長は、数千点の資料をつぶさに紐解いて、その中から3つの教訓『①プラススパイラル…弱いもの同士が足を引っ張らない、②統一戦線…朝日訴訟は、朝日茂独りのためのものではない。国民の中のさまざまな要求を実現するための運動、③浅沼判決…その時々の国家予算の配分によって左右されるべきものではない。最低限度の水準は、予算の有無によって決定されるものではなく、むしろ之を指導支配すべきもの』を引き出し、参加者に朝日さんの命がけのたたかいに学ぼうと訴えました。
総会では、手記人間裁判やDVDの販売、遺品の展示などを積極的に行い、憲法25条を守る運動を大いに進めること、などが提案され、確認されました。
翌11日には、地元津山市の本行寺で50回忌の法要が営まれました。