10月から単県医療費制度の改悪が実施に移され、障害者などの医療費が1割負担となったことに抗議して、10月2日、
岡山県社保協は県庁を包囲する昼休みデモを行いました。NPO朝日訴訟の会からも、岩間会長、川谷事務局長が参加し、生存権を守れ、
と訴えてきました。
この日県庁前に集まった社保協のメンバー120人は、「単県医療費を元に戻せ」「患者の命綱を守れ」「国の医療改悪反対」
などとシュプレヒコールしながら、県庁を2周デモ行進しました。
単県医療費の改悪は今年2月県議会で、「持続可能な制度とするため」との理由で、それまで原則無料だった障害者、母子、
一人親家庭などの医療費を原則1割負担とするもので、社保協や障害者団体、腎臓病協議会などが撤回を求めて署名運動などを展開しましたが、
共産党以外の賛成で強行されたものです。
また、10月からは国の医療改悪も実施に移され、70才以上の高齢者の医療費が3割負担となったり、
長期入院患者の食費や居住費が徴収されることになりました。2日のデモ行進は、こうした国や地方自治体の社会保障の切り捨てにも反対し、
これ以上の負担増は許さない、との決意を込めた抗議行動としても取り組まれました。
川谷宗夫
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昨日(10/13)、NPO朝日訴訟の会の会誌編集委員会が開かれました。岩間会長を編集委員に6名のスタッフが集まり、
協議しました。来年2月1日の発行をめざしてこれから具体的な作業に入ります。
誌名についてはやはり何といっても「人間裁判」、ということで一致しました。主な内容は、
設立総会時に記念講演をしていただいた新井弁護士の講演記録や最近の生活保護行政「適正化」の動き、ここ1年の生活保護をめぐる判例の特徴・
動向、さらに最近新たにみつかった朝日茂さんの「検剖記録」などについて、学者や弁護士・医師などの専門家の皆さんにもご協力いただいて、
創刊号を発行しようということになりました。B5版で80ページくらいになるでしょうか。ご期待ください。
川谷宗夫
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10月12日(木)、笠岡工業高校の1年生対象の人権講座として、
岩間が表記題目で話しました。
150人あまりの学生たちは、
岡山の生んだ先覚者朝日茂の残した事跡を学びました。
結核の治療法が確立していなかった当時、栄養をとることだけが、 唯一の手だてでした。朝日の遺品類の中のドカベンは、
朝日のひたむきな生への意志を今に伝えています。
最低生活についての末高証言に若い生徒たちは、許せないとの憤激の表情を露わにしていました。
現代は、第二の朝日訴訟の時代だといわれています。 生活保護法関連の訴訟が、今全国的に相次いでいます。
これこそが、現代の人権問題なのだという講演に、生徒たちは、 深くうなずいていました。
私たちは、朝日訴訟の精神をこんな形で、広く伝えたいと思っています。
どんなところへでも、お話しに上がりたく思っています。どうか、お話しをするチャンスを与えてください。
岩間一雄
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先日報告しましたように笠岡工業高校で講演しました。
その後、同校から、生徒さんの感想文が送られてきました。
みな熱心に聞いてくれた様子が、感想文に溢れていました。
次は、その中の1例です。
岩間一雄
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