NPO(特定非営利活動法人) 朝日訴訟の会


朝日訴訟の会とは


笠岡工業高校で人権講座講演会―朝日訴訟を手がかりに現代の人権問題を考える―

  10月12日(木)、笠岡工業高校の1年生対象の人権講座として、 岩間が表記題目で話しました。

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   150人あまりの学生たちは、 岡山の生んだ先覚者朝日茂の残した事跡を学びました。

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  結核の治療法が確立していなかった当時、栄養をとることだけが、 唯一の手だてでした。朝日の遺品類の中のドカベンは、 朝日のひたむきな生への意志を今に伝えています。

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 最低生活についての末高証言に若い生徒たちは、許せないとの憤激の表情を露わにしていました。

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  現代は、第二の朝日訴訟の時代だといわれています。 生活保護法関連の訴訟が、今全国的に相次いでいます。

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   これこそが、現代の人権問題なのだという講演に、生徒たちは、 深くうなずいていました。

  私たちは、朝日訴訟の精神をこんな形で、広く伝えたいと思っています。

 どんなところへでも、お話しに上がりたく思っています。どうか、お話しをするチャンスを与えてください。

岩間一雄
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 北九州市生活保護問題現地調査(2006年10月23-25日)へ参加してきました。2日目は、市長への申し入れ、続いて小倉北区保護課への保護申請に立ち会いました。初めて保護の申請用紙の交付を受け、申請できた一人の40歳前後の小柄なやせ細った女性に、「よかったね」と声をかけると、女性の目に大粒の涙があふれ、「頑張ってね」というと、ハンカチで顔をおおってしまいました。これまで、福祉事務所の窓口で、どれほどつらい思いをしてきただろうと思うと、私ももらい泣きをしてしまいました。朝日訴訟の「前夜」の様相です。岩間先生がいわれる「第二の朝日訴訟」をたたかうときだと、つくづく思いました。

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