「倉敷公害訴訟和解10週年のつどい」で訴え
(レセプションでNPOについて訴える岩間会長)
12月3日、 「倉敷公害訴訟和解10周年のつどい」 が倉敷市・アイビースクエアで開かれました。500人を超える犠牲者を出した倉敷大気汚染公害について、 汚染物質を排出し続けた企業8社がその責任を認めて公害患者会らと和解をしてから10年が経ったのを記念し、 引き続き、公害のない街づくりをめざそうと開かれたものです。
このレセプションに県社保協の岩間会長が出席し、スピーチの中でNPO朝日訴訟についても訴えました。 岩間会長は、「朝日訴訟も倉敷公害裁判と同じように、この岡山から起こったたたかいです。いま、 朝日訴訟が確立しようとした生存権を保障させるたたかいは、なかなか先の見通しがたたない状況にありますが、 第2の朝日訴訟が起こされ、 新たなたたかいが起きようとしています。朝日訴訟を風化させず朝日訴訟の精神を普及したい、 そんな思いでNPOを立ち上げました。 どうかみなさん、アクションを起こしていただきたい。その一つのアクションとしてNPOを支援していただきたい」 と述べました。岩間会長のこうした訴えのなかで、団体会員として承諾していただいた団体もあります。また、 申込書を30通ほど送ってほしい、 との依頼もうけました。事務局も引き続き、会員増やしに力をそそぎます。
