朝日訴訟一審勝訴50周年を記念、各地で学習集会
1960年10月19日の朝日訴訟一審勝訴判決から半世紀を経た今日、 廃止された生活保護の老齢加算、母子加算の復活を求める生存権裁判に100人からの高齢者、シングルマザーが原告参加し、 うち母子加算については全面勝利の和解をみたものの、老齢加算では東京と福岡の両高裁の判断が分かれ、上告審が始まっている。
朝日訴訟は「人間裁判」と称されたが、今日の生存権裁判は「平成の人間裁判」ともいえるもので、格差と貧困からの解放、生存権確立のため、 争訟運動を一層前進させようと、朝日訴訟一審勝訴50周年を記念した学習集会などが各地で計画されている。(朝日健二)
○第24回日本高齢者大会学習講座
2010年9月13日(月)13時 於茨城大学共通2号館
憲法25条生存権と生活保護
――朝日訴訟一審勝訴50周年を記念して
演者 NPO法人朝日訴訟の会 朝日健二
○朝日訴訟一審勝訴50周年記念
――東京生存権裁判上告理由学習決起集会
2010年10月2日(土)13時30分 於東京・南大塚ホール
演者 元朝日訴訟弁護団 新井章主任弁護士ほか
共催 生存権裁判を支える東京連絡会/全国連絡会
○「朝日訴訟に学び、生存権裁判を勝利させよう」大学習会
人間裁判(朝日判決)50周年記念
――生存権裁判勝利めざす学習決起集会
2010年11月27日(土)13時30分 於神戸市御影公会堂
演者 NPO法人朝日訴訟の会 朝日健二ほか
主催 兵庫生存権裁判を支援する会
○朝日訴訟第一審勝訴判決50周年記念講演会
2011年1月9日(日)午後1時30分 於東京・ルネ小平中ホール
朝日訴訟の今日的意義、社会保障充実が未来を拓く
演者 元朝日訴訟東京地裁判決起案担当裁判官 小中信幸弁護士
元朝日訴訟弁護団長 新井章主任弁護士ほか
共催 西都保健生協、西都9条の会