生活保護裁判をささえる会岡山の結成総会がひらかれました
昨年10月30日に岡山地裁に提訴された「人間らしく生きたい!人間裁判」(生活保護基準切下げ反対裁判)を勝利させようと、4月15日、岡山市内で生活保護裁判をささえる会の結成総会がひらかれました。
会場には、原告団・弁護団の他、支援する労組・民主団体から65人が参加し、会の名称を「『人間らしく生きたい!人間裁判』岡山ささえる会」とすることや宣伝・学習会、裁判傍聴などを行う当面の行動が提起されました。
結成総会では、準備会を代表して大西幸一代表委員が原告団が42人となったこと、第1回期日が5月27日に開かれることなどを報告したあと、井上英夫先生(金沢大学名誉教授・生存権裁判を支援する全国連絡会会長)が記念講演を行い、「戦後の人権保障理論の大きな進歩によって、働けなくても、義務を果たせなくなっても人間らしい生活を保障しなければならない、というところまで到達している。それに比べると日本の人権保障の考え方はまだまだ大きく遅れている。この裁判を通じて、世界の人権保障の考え方を広げて行こう」と呼び掛けました。この後、原告団の宇野さん、イイタカさんの2人から裁判に向けての決意が語られました。(総会の詳細は「ささえる会」のニュースでお知らせします。)
支える会ニュース
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