NPO(特定非営利活動法人) 朝日訴訟の会


朝日訴訟の会とは


小中信幸先生、亡くなられる

朝日訴訟第1審の判決原稿を起草された当時の左陪審であった小中信幸先生が昨夜(1/21)お亡くなりになりました。昨年10月の朝日健二さんに続いての悲報で残念でなりません。

小中先生は、第1審判決から50周年を記念した催し(2010年)があることを新聞でお知りになり、それまでずっと自宅に保管していた第1審判決の原稿を朝日訴訟の会へ寄贈してくださいました。判決文を書かれた当時の思い出や朝日訴訟の意義などについても小論をまとめられ、私たちの会から「元裁判官の手記」として発行させていただきました。

小中先生の起草された判決文は浅沼裁判官の手で判決文としてまとめられ、「現行の保護基準は、生活保護法にもとり、健康で文化的な最低限度の生活を保障した憲法第25条の精神に反する」という画期的な判決として今もなお、社会保障運動にたずさわる者の「指針」となっています。1月19日に満85歳の誕生日を迎えられたばかりでした。

◇前夜式は1月24日午後6時から、告別式は25日午後1時からです(東京都杉並区永福の「永福町教会」で)。

川谷宗夫
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