会誌「人間裁判」NO2発行
このほど、 朝日訴訟の会の会誌である「人間裁判」第2号が発刊されました。 今号は、「朝日訴訟と全国生存権裁判」が特集で、まもなく結審を迎える東京地裁を中心とした「全国生存権裁判」の意義や現況、 そして50年前の朝日訴訟が現代に与えている影響などについての論文が掲載されています。
巻頭論文で日本社会事業大学名誉教授の小川政亮先生が「生存権裁判の現況と意義について」概括され、 生存権裁判東京弁護団幹事長の田見高秀弁護士が「生存権裁判が問うもの」と題して朝日訴訟に立ち戻って、 現代の生存権裁判が求めようとしているものについて詳細に論述されています。また、昨年の第2回総会での新井章弁護士の記念講演や中央社保協が行なった社会保障学校での朝日健二氏の講演記録、 NPO会長の岩間一雄氏の「現代の人権問題を考える-朝日訴訟を手がかりに」と題した論文などで構成されています。 また、 北海道大学の宮本太郎教授が「ベーシック・インカム」について、岡山県労働組合会議の藤田弘赳事務局長が 「岡山県の最賃のたたかい」についてそれぞれ寄稿されています。
会誌「人間裁判」(第2号) は、会員の方には無料で送付いたします。ご希望の方はNPO朝日訴訟の会まで、電話(086-255-1299) かメール(info@asahisosho.or.jp) でご注文ください。(B5版44ページ 1冊500円)