高齢者が生存権をかけていっせいに「一揆」
10月16日、岡山県内各地から幅広い団体・個人など150名が石山公園( 岡山市石関町)に結集して、「年金者一揆」(主催: 年金者組合岡山県本部、共催:岡山県労会議、岡山県社会保障推進協議会)が行われました。消えた年金、 消された年金など年金制度のあり方が問われる中、今年の4月からは高齢者差別医療と問題になっている後期高齢者医療制度が発足し、 高齢者は一層の生活不安に陥っています。前日には4回目となる後期高齢者保険料の年金天引きが強行され、 「後期高齢者医療は国家的詐欺行為だ」「保険料が生活を圧迫している。もう我慢の限界だ」 など各団体の代表からは怒りと不安の声が次々にあがりました。財源を消費税に頼らない最低保障年金制度の創設、 後期高齢者医療制度の廃止、社会保障の拡充などを求める集会アピールが拍手で採択され、その後県庁までデモ行進しました。 「最低保障年金制度を作ろう」「消費税増税反対」「憲法9条を守れ」など元気いっぱいのシュプレヒコールに、沿道からは高校生が 「がんばれ~」と大きく手を振ってこたえていました。