NPO(特定非営利活動法人) 朝日訴訟の会


朝日訴訟の会とは


朝日訴訟一審勝訴50周年集会を兼ねて国保シンポ

まもなく朝日訴訟第一審勝訴判決から50周年の記念すべき日を迎えます(10月19日)。朝日訴訟の会では、この間、 第一審判決の原稿を書かれた小中裁判官(当時)の手記(=「元裁判官の手記」)を発行するなど、記念事業を行なってきました。この「手記」 はおかげさまで1万部を超えて普及され、朝日訴訟の会にも残部がわずかとなりました。会では、 このほかに50周年記念集会を兼ねて11月6日に「国保改善運動シンポジウム」を開催することにしています。「高すぎる保険料」 「年々増え続ける資格証の発行」・・などなどいま、国保は危機に瀕しています。憲法25条のある国で、なぜこのような事態が発生するのか、 シンポジウムを通じて考えていこうというものです。当日は、立教大学の芝田英昭先生に朝日訴訟にも触れていただきながら 「生存権と国保改善運動」と題して記念講演をしていただくことにしています。

◆2010年11月6日(土) 13:30-16:00

◆サンピーチ岡山(岡山市駅前町2-3-31)

◆記念講演と報告

川谷宗夫
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判決50周年を記念して碑前祭

DSCN0847  ちょうど50年前、 朝日訴訟第一審勝訴判決の下った1019日、 NPO朝日訴訟の会は 早島町にある「人間裁判の碑」の前で碑前祭を行いました。これには、 社保協の関係者や元国立療養所の職員、地元議員などがあつまり、碑に献花しながら朝日茂さんの遺志を受け継ぐ決意を固めました。

 なお、116日には県社保協が朝日訴訟勝訴50周年記念を兼ねて国保改善運動シンポジウムを開催することにしています。 当日は、立教大学の芝田英昭先生に「生存権保障と国保改善」と題した記念講演も行われることになっています。(於: サンピーチ岡山 午後1時半~)

 

川谷宗夫
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社会保障憲章・社会保障基本法の草案が発表

 福祉国家と基本法研究会の主催で、新しい福祉国家の姿を展望する「社会保障憲章・社会保障基本法」の草案を発表するシンポジウムが10月24日、東京・全電通労働会館で行われ、青森や北九州など全国から240人が参加した。
 研究会は、10人の大学教授・元教授と医師、法律家など25人のメンバーで構成され、これを社会保障関係団体が財政支援する形で約1年間の討議を経て草案をまとめた。発表に当って、井上英夫・金沢大学教授は、草案に対する各界の意見を12月末まで募集し、成案を明年2月に発表、「日本を揺さぶるような大運動の展開」に寄与したいとした。
 発表された憲章は51頁、基本法は10頁とその解説(17頁)からなっており、それぞれ後藤道夫・都留文科大学教授、渡辺治・一橋大学名誉教授が説明した。
 開会の挨拶に立った竹下義樹弁護士は、「国民の安心や未来に対する信頼の確保が必要」と述べた。フロア発言で、中央社会保障推進協議会の相野谷安孝事務局長は、「社会保障改悪の政治に鉄槌を下すハンマーにしたい」と述べた。
 意見受付は、東京社会保障推進協議会(電03-5395-3165、F03-3946-6823、Mail:syaho001@chihyo.jp)

朝日健二
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