みなさん、あけましておめでとうございます。昨年の暮れは、年の瀬から猛烈な寒波が日本列島を襲い、
元旦の岡山市でも氷点下の年明けとなりました。周囲が凍て付いているといった感じです。が、日本の社会保障はこれ以上凍らせてはなりません。
うれしいことに生活保護の切り下げを狙っていた政府・厚労省は08年度については断念したというニュースもあります。
国民の声が政治を動かす-まさに2008年をそんな年にしていこうと決意も新たにした新年の幕開けです。朝日茂さんの遺志を受け継ぎ、
憲法25条の生存権が保障される日本をめざして、今年も精一杯がんばりたいと思います。どうか、今年もよろしくお願いします。
川谷宗夫
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早いもので第3回総会まで1ヶ月を切ってしまいました。準備はこれから、という状況なのですが・・・。ところで、
この第3回総会にわざわざ小川政亮先生がご出席くださることになりました。そして、全国の生存権裁判について、
その意義や現況について短時間ですがご報告をしていただけます。みなさんご期待ください。なお、愛媛大学の先生から
「小川先生が来られるのであれば、学生たちとともに参加したい」とお電話をいただきました。生存権と生活保護問題を学ぶ絶好の機会に、
ということです。会員以外の皆さんも大歓迎です。ぜひご参加ください。
【NPO朝日訴訟の会第3回総会】
◆2008年2月10日(日) 14:00~17:00
◆岡山県立図書館
◆記念講演 「生活保護・ヤミの北九州方式」の実態と背景
講師:藤藪 貴治氏(北九州市立大学講師)
◆このほか、小川政亮先生、朝日健二さんなども参加されます。
川谷宗夫
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毎日新聞の岡山版(1月16日付)「おかやま大研Q」欄に「『生存権』定着へ一石投じる.」
との見出しで「朝日訴訟」とNPO朝日訴訟の会の活動が紹介されました=(写真は切り抜き)。
岡山支社の佐藤慶記者の記事によるもので、NPO事務所に取材に来られたほか、
朝日健二さんや弁護士の新井章先生にも取材をしています。毎日新聞をご購読の方は、16日付けをご覧ください。
川谷宗夫
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朝日訴訟運動のころ奈良県の朝日訴訟を守る会の中心的な役割を果たした郡安ひろこさん(奈良市在住)が主宰する「冬のチェンバロの会」が、グルジアの作品ばかりというこだわりのプログラムで、トビリシ弦楽四重奏団&田隅靖子「グルジアの響き」と名づけたコンサートを東京で公演します。
1996年の「冬のチェンバロ-大江光の音楽と上條恒彦のうた」以来、思いがけずいままでつづけてきて13周年を迎える冬のチェンバロの会はじめての東京公演です。愛好者の方のご協力が期待されています。
以下は、郡安ひろこさんのメッセージです。
「グルジア人3名とルーマニア人1名から成る、トビリシ弦楽四重奏団の公演は大阪で、何度も主催し、少しずつフアンのかたも増えてきていますが、グルジアの首都の名を冠するカルテットでありながら、日本の首都で1度も公演していないのです。彼らもいつまで日本にいるかもわかりませんし、何でもあるはずの東京に、西洋音楽とも異なる、どこか懐かしいこの愉しい音楽を、届けたいと思いました。
同時に、私個人にとって東京は人間裁判と呼ばれた朝日訴訟に門前払い判決を出した最高裁があるところであり、この判決を握りしめて生きてきた私のあの日の判決に対する41年後の回答でもあります。
憲法25条のいう健康で文化的な最低限度の生活を営む権利とは、朝日茂さんのように、まず自らが憲法の精神をめざさなければ、と思います。そして、それをはばむ状況や時の政府にたいし、運動し、たたかっていくことも必要です。今年も9条+25条のこころを磨いて生きていきたいもの、と思っています。」
「グルジアの響き」東京公演
日時 2008年2月9日(土)PM2:00
場所 東京文化会館小ホール
料金 一般4,000円/学生2,500円
主催 冬のチェンバロの会/東京でトビリシ・クァルテットを聴く会
予約 カノン工房 TEL03-5917-4355 FAX03-5917-4356
朝日健二
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