第12回総会で会員倍化運動を提起
朝日訴訟の会は2月18日、岡山市内で第12回総会を開催し55人が参加しました。今年は朝日訴訟提訴60周年にあたる記念の年。総会では公文昭夫氏(元総評社会保障局長・元中央社保協副会長)が記念講演し、旧総評時代、労働組合が社保闘争に取り組むようになった経緯や「大砲かバターか」が迫られた朝日訴訟前夜の状況にふれ「秘密保護法、戦争法、そして共謀罪と戦争への道を突き進む今の危険な動きに歯止めをかけるためにも社会保障のとりくみに全力をあげよう」と訴えました。
つづいて、2017年度議案が提案され、展示室のいっそうの活用と安定的な会の運営を行うための会員倍化運動などが強調され、続く討論では、浅田訴訟と生活保護裁判から支援の訴えがありました。なお、この総会には遠く東京や奈良、兵庫そして毎年のように愛媛大学から学生が参加いただきました。また、生存権裁判全国連絡会の井上英夫先生(金沢大学名誉教授)が連帯の挨拶をのべられました。
公文昭夫氏の講演要旨と井上先生の挨拶を紹介したニュースを本日、会員、賛助会員のみなさんに送付しました。