NPO(特定非営利活動法人) 朝日訴訟の会


朝日訴訟の会とは


ホームレス支援が具合化

以前お知らせしました「ホームレス支援生活相談会」の要綱がきまりましたのでお知らせします。

◆日時:2月7日(土)18:00~19:30

◆場所:岡山市「城下地下駐車場広場」

◆「炊き出し」と「生活健康相談」を実施します。ボランティアも募っています。ご希望の方は、当日17:00に岡山後楽館高校・ 駐車場(県立美術館前)へおいでください。

川谷宗夫
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ホームレス相談会を案内 ビラ20枚を渡す

昨夜、県社保協の事務局メンバーら9名がホームレス相談会(7日)の案内ビラをもってホームレスの皆さんに案内をしてまわりました。 岡山駅地下や城下地下、スポーツ公園を歩き、ホームレスの方と対話をしながら、おにぎり、お茶、カイロを配布、7日(土) に炊き出しや生活健康相談会を行なうことをお知らせしました。約20人の方にお知らせをすることができました。 ビラを受け取ったホームレスの方は、「ありがたい。いきますよ」とこたえてくれました。昨年秋から大規模に行なわれている派遣切り・ 期間工切りの影響でホームレスが大量の生まれようとしています。県社保協はこうした方々から直接要求や要望を聞き、 国や自治体に政策提言を行なっていこうと考えています。その一環として明日(7日)、「生活相談会」を実施するものです。 翌8日に開かれるNPO朝日訴訟の会の総会では、実際にホームレス支援相談会に参加した会員さんから報告をしてもらうことにしています。

川谷宗夫
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第4回総会に100人が参加

 第4回総会 015

  NPO朝日訴訟の会は、 28日、 第4回総会を県立図書館で開催しました。 これには、昨年に引き続き愛媛大学の学生達や県外からの参加者も含めて約100名が参加しました。 朝日訴訟の会は2006年に、 憲法25条の生存権保障を求めてたたかった故朝日茂さんの遺志を受け継ぎ、 広めようと設立されたもの。現在、段ボール箱12箱に残された膨大な資料整理にとりかかり、 ホームページにアップする作業をすすめています。

 総会は、 最初に岩間会長が「若い人が大勢参加してくれて、まさに朝日茂さんの遺志を受け継ぎ、広める組織にふさわしい総会だ」とあいさつ。 その後、佛教大学社会学部教授の金澤誠一先生による「現代の最低生計費と保護基準、そして朝日訴訟」と題した記念講演に移りました。 金澤先生は首都圏で「最低生計費」を試算した経験から、まず「最低生活の岩盤」を形成するものとしての基準をつくらなければならない、 と強調し、それは「適切な栄養を得ているか」「人前に出て恥をかかないでいられるか」など生活の「機能」のことであり、これが 「健康で文化的な最低限度の生活」の意味内容であると説明しました。そしてそれに加えて、最低所得の保障、社会福祉サービス、 生活基盤(住宅・医療・教育)などのナショナルミニマムの体系がなければならないとして、その具体的な算定の方法を説明しながら、 現在、首都圏では若年単身者で233801円、 30代夫婦のみ世帯で356000円など9つのパターンで具体的な金額を紹介し、 これだけの金額が最低生計費として必要だと説明しました。そしてこの基準をもとに、 何の基準もない相対性貧困論の曖昧さを批判し、今日の生活保護基準の引き下げ攻撃に反撃していこうと呼びかけました。

 続いて総会は、議案の提案に移り今年度の事業計画として映画「人間裁判」のDVD化、朝日茂「証言集」 の発行などをおこなっていくことが全員の賛成で承認されました。(写真は、全国生存権裁判について発言する朝日健二氏)

 

川谷宗夫
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会誌「人間裁判」NO3 を発行

会誌「人間裁判NO3」

   朝日訴訟の会では、第4回総会に向けて会誌 「人間裁判」NO3を発行しました。今号は「朝日訴訟を生きた頃」をテーマに56ページの冊子。冒頭、「朝日訴訟を生きた頃」 と題して元朝日訴訟現地対策委員会事務局長の小林昭氏が、朝日訴訟当時の時代背景にもふれながら「今」を生きる私たちに 「憲法の第9条と第25条とを頭上に高くかざして、未来へ向かって生きなければならぬときを迎えているのではないか」と投げかけています。 また、岩間一雄会長はこの2年間の資料整理のなかで発見した朝日訴訟を支えた人々の貴重なエピソードを紹介して、 朝日訴訟の会がすすめている資料整理の役割の大きさを述べています。この他、最近の社会保障の動きと財源問題を論じた山家悠紀夫氏の 「社会保障と財源問題」、また国保問題を中心に論じた芝田英昭氏の国民皆保険から国民「階保健」 など全部で11本の論文から構成されています。もちろん朝日健二氏の「かけある記」コーナーも。ぜひお読みください。 1冊500円で販売しております。なお、正会員の方には後ほど無料でお送りしますのでしばらくお待ちください。お問い合わせ・ ご注文は朝日訴訟の会までFAXかメールで。(FAX=086-255-8060  e-mail=iinfo@asahisosho.or.jp

川谷宗夫
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津山・本行寺で墓前祭、御住職が記念碑文写を配布

墓前祭① 墓前祭② 朝日訴訟の会第4回総会の翌2月9日、 津山市寺町の日蓮宗延寿山本行寺で朝日茂さんの墓前祭が行われた。

読経を終えた大村英司住職から、 朝日訴訟記念碑の傍らの碑文が紹介された。御住職が早島町王山麓へ出向いて二つの碑文をカメラに撮って持ち帰りコンピュータに入力、 解説を付してプリントされたもの。また、墓前にあった古墓の所有者の奇特な申し出と寺院のご好意によって墓前が広く整地され、その脇には、 これも寺院のご好意で墓碑の案内板が立てられている。御住職によると、 大学生や小学生を引率した教員など遠方からのお参りがあるからとのこと。

2010年2月14日は47回忌。仏前供養が行われる予定。(朝日健二)

 

川谷宗夫
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地元・早島町で碑前祭

碑前祭(09) 

朝日茂さんの命日にあたる214日 「人間裁判」の碑の前で恒例の碑前祭が行われ、地元の人たちを中心に10名が参加しました。 早島駅前の観光案内図に「人間裁判の碑」を明記してもらうよう 早島町当局に働きかけていくことなども相談しました。(高田)

川谷宗夫
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